2017/2/13

中部経済新聞(2003/08/19)に掲載

高速遠心分離の装置開発
高粘度食品排水を分離浄化
マルエス機工 高速遠心分離の装置開発

【小牧】産業用機械部品メーカーのマルエス機工(本社小牧下末、資本金千五百万円、水野憲雄社長)は、独自開発した「非同期スクレーパ(掻き落し装置)方式全自動高速遠心分離装置」(特許出願中)を応用し、業務用の米の研ぎ汁などの高粘度食品排水の分離浄化装置の開発に乗り出す。
同高速遠心分離装置は工業汚水や研磨水に含まれる無機スラッジ(微粒子ゴミ)を濾過分離する専用機で、従来の遠心分離装置よりも効率良く分離浄化が可能。そこで食品業界の市場開拓をねらい、難度が高い食品排水の分離浄化に挑戦することになった。
同開発プロジェクトは中小企業庁の03年度創造技術研究開発事業に採択されており、年度末まで同社と名古屋工業大学、愛知県産業技術研究所が共同で取り組む。

(ヘッドライン)
 
 

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